歯周インプラント指導医が
治療を担当
1200本以上の豊富な実績
高い専門性で難しい治療も可能
看護師在籍 充実した設備
お体に優しいインプラントを
北見市の「いのこ歯科医院」では、日本臨床歯周病学会の「歯周インプラント指導医」が治療を行います。院内には看護師も在籍。網走市、遠軽町、紋別市など遠方から来院される患者さまもいらっしゃいます。
院長 猪子 光晴
日本歯周病学会専門医
日本臨床歯周病学会認定医
日本臨床歯周病学会指導医
日本臨床歯周病学会インプラント指導医
こんにちは。北見市の「いのこ歯科医院」院長の猪子 光晴(いのこ みつはる)です。
「インプラント(人工歯根)は、歯周病などで失ってしまった歯の代わりになるもの」と、一般的には認識されています。そのため、「ダメな歯はどんどん抜いて、インプラントにすればいい」と考えている方が、患者さまだけでなく歯科医師の中にも存在します。かくいう私も、かつてはそのように考えていました。
しかしある時を境に、私の考えはガラリと変わりました。それは、「JIDAS」という治療技術向上のための研究機関において、世界トップレベルの歯科医師たちによる発表を聞いたり、治療を見学する機会に恵まれた時のことです。そこで、自分の考えは間違いだったと気づかされました。
世界トップレベルの歯科医師たちに、「インプラント治療は残された天然の歯を守るために用いる治療であり、どんどん抜いてインプラントにするなどもってのほかだ」と実例をもって教えられたのです。
それから私はインプラント治療の在り方を考え直し、あらためてインプラント治療を「JIDAS」で学び、研究しました。そして今ではその治療技術と知識が学会にも認められ、日本臨床歯周病学会「歯周インプラント指導医」の資格を取得することができました。
今では、ダメな歯をどんどん抜くことなどはいたしません。一見ダメなように見える歯でも、まずは「歯周病治療によって残せるかもしれない」と考え、「どうしても残せない歯」と「治療によって残せる歯」を見極めた上で、なるべく抜歯を減らす方法を選択しています。
歯を抜いてしまうと、その周囲のあごの骨がどんどん失われていくという現象が起こります。これは、あごの骨の細胞が「歯がなくなったから骨も必要ない」と判断してしまうためです。その結果、抜いた歯だけでなくその両隣の歯まで骨という支えを失い、グラグラと揺れて最後には抜け落ちてしまうこともあります。つまり、歯はなるべく抜かないほうがいいのです。もしどうしても抜かなくてはならない場合には、抜いた後にすぐインプラントを埋め込みます。そうするとあごの骨がインプラントを支えようとするため、骨が消えていくのを防ぐことができます。
インプラント治療を得意とする私ですが、実は日本歯周病学会が認定する「歯周病専門医」と、日本臨床歯周病学会が認定する「指導医」の資格も取得しており、インプラント治療と同じくらい歯周病治療も得意としています。そのためインプラント治療と歯周病治療を効果的に組み合わせ、「残された天然の歯を守るためのインプラント治療」をご提供できるのです。
インプラント治療を検討中の方、歯を失ってお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
インプラント治療を担当するのは、道内で3名しかいない日本臨床歯周病学会「歯周インプラント指導医」の院長です。年間100症例以上(※)、累計1,270本以上(※)のインプラント治療を手掛けており、20年以上(※)の治療経験があります。
診療以外にも、海外で年に2回、国内では月に2~3回程度、歯科医師向けの講演や発表も実施。歯科治療の技術向上を目的とする世界最高の研究機関「JIDAS」の講師として、後進の育成にも力を入れています。
※2020年現在
院長は、日本臨床歯周病学会「歯周インプラント指導医」であるとともに同学会の「指導医」でもあり、更に日本歯周病学会専門医の資格を持っています。そのため当院では、歯を支える骨が少なくインプラント治療が難しいとされる場合でも、「骨造成」、あごの骨や歯ぐきを再生する「再生治療」といった治療で対応可能です。
インプラント治療をあきらめていた方も、お気軽にご相談ください。
患者さまのお体への負担を軽減するため、「ピエゾサージェリー」という最新の骨用メスを導入し、インプラント手術の際に使用しています。超音波の細かな振動によって骨を削るため、不快感や痛みが少ない上に、骨や血管・神経などを傷つけにくい、傷口が小さくて済むなど、多くのメリットがあります。
また手術中の痛みを少しでも軽減できるよう、麻酔にも工夫。歯ぐきに塗るタイプの「表面麻酔」の使用など、患者さまの負担を減らせるよう努めています。
外科手術を伴うインプラント治療は、誤って神経や血管を傷つけるリスクもあります。そこで当院では、より正確で安全な手術のために、事前に3D画像で手術のシミュレーションができるシステム「ベラテックシミュレーター」を導入しました。
このシステムとCT検査で得たデータを使い、「どこに」「どんな風に」インプラントを埋め込むか手術の計画を立てます。さらにシミュレーション通りの手術を行うために、一人ひとりのお口に合わせた「ガイド」も作成。より安心してインプラント治療を受けていただけるようにしています。
患者さまにより安心して治療を受けていただけるよう、当院には看護師が在籍しています。
治療前には看護師が病歴や健康状態についてヒアリングを実施。血圧が高い方、お薬を服用中の方、また内科的な疾患をお持ちの方もご安心ください。場合によっては血液検査も行い、インプラント治療が可能かどうか、しっかり調べた上で治療を開始します。
また、外科手術の際には血圧や心電図、血中酸素濃度を測定するモニタリング機器を使い、患者さまのお体の状態を常にチェックします。
インプラント治療中に院内感染を起こさないよう、感染予防対策を徹底。インプラント手術は、専用のオペ室で行います。他の診療室からは遮断された個室の空間で、空気中の汚染物質の侵入を防ぎます。
また、歯科医師や歯科衛生士が使用するグローブやマスク、ガウン、治療器具を置くトレーなど、使い捨てできるものはなるべく使い捨てに。
使い捨てできない治療器具は汚染の原因となる血液や唾液を確実に洗い流し、消毒・滅菌を徹底しています。
インプラント治療を受けた患者さまに、術後に少しでもご安心いただけるよう、当院では最長10年間の保証をご用意しております。
保証は二種類ございます。ひとつめは、当院がお付けする標準的な5年間の保証です。そしてもうひとつは、第三者機関(ガイドデント社)による10年保証です。第三者機関の保証は任意保険ですので別途保険料が必要となりますが、長い期間保証があった方が安心とお考えの方には、より適した保証といえます。
10年間の保証は、ガイドデント社提携の歯科医院なら全国どこでも、再治療にお使いいただけます。転居などで当院に通うことが難しくなった場合でも、患者さまの利便性を確保できるのがメリットのひとつです。
インプラント治療は健康保険が適用できないため、自費診療となり、どうしても治療費が高くなりがちです。「高い費用を支払ったのに、すぐにダメになったらどうしよう」と心配される患者さまも少なくありません。
その点、保証があればもし何かあったときに患者さまに不安を与えずにすみます。また保証をつけられるのは、当院の治療に対する自信の表れでもあります。質の高い治療をご提供できる自信があるからこそ、保証をおつけできるのです。
当院でインプラント治療を受けられ、きちんとメインテナンスに通われている方は、20年ほど経過した後もトラブルなく過ごされています。
※この保証は、3~6カ月に1度、当院でメインテナンスを受けられている方に限ります。
インプラント治療は素晴らしい治療ですが、インプラントを入れた場合には、ご高齢になったときのことも考える必要があります。
なぜなら、年齢を重ねれば大きな病気をしたり寝たきりになったりと、介護が必要な状況になるかもしれません。そうなれば、インプラントから入れ歯へ移行しなければならない可能性も生じるためです。
「インプラント治療をしても最終的に入れ歯になるなら、最初から入れ歯にすればいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、決してそんなことはないのです。
入れ歯で不自由なく噛むためには、あごの骨の量が重要です。骨の量が多ければ入れ歯は安定しやすく、よく噛めます。しかし、歯を失うとあごの骨はどんどん減ってしまうため、入れ歯の安定性は悪くなってしまいがち。そのような場合でも、歯を失った部分にインプラントを埋め込めば、あごの骨の減少を防ぐことが可能です。
つまり、将来入れ歯に移行したときに不自由なく噛むためには、まずインプラント治療をしておいたほうがいいのです。
入れ歯に移行する際には、インプラントに装着した被せ物だけを外し、インプラントは歯ぐきの下(あごの骨の中)に残します。そのほうが、その後もあごの骨の減少を防げるからです。そうして十分にあごの骨がある状態で取り外し式の入れ歯を装着すれば、食べ物を噛みやすく、おいしくご飯を食べられるお口が保てます。
また、取り外し式の入れ歯はお手入れが簡単です。お体の状態によって、歯医者になかなか通えない、歯磨きが上手にできないということなっても、お口の中を清潔に保ちやすいでしょう。その結果、歯周病(インプラント周囲炎)などのトラブルが起きにくくなるというメリットもあります。
このように当院では、インプラントから入れ歯への移行も含め、将来的なお口の状況をしっかり考慮。患者さまの生涯に渡る治療計画を立てることが重要だと考え、インプラント治療に取り組んでいます。